座間市vs相模原市、小児医療費助成を徹底比較|18歳まで完全無料は座間市だけ
座間市と相模原市の小児医療費助成を徹底比較。座間市は18歳まで完全無料・所得制限なしで年間1万円以上の差。中高生がいる世帯は必見の情報です。


子どもの医療費、どちらの市に住むかで年間数万円の差が出ることをご存じでしょうか。
座間市と相模原市は隣接していますが、小児医療費助成の内容は大きく異なります。この記事では、2026年9月時点での両市の制度を徹底比較し、どちらが子育て世帯にとって有利かを明らかにします。
この記事で分かること(読者別ジャンプ)
- 小学生以下の子育て世帯: どちらも全額助成
- 中学生・高校生の親: 座間市が完全無料、相模原市は1回500円
- 所得が高めの世帯: 座間市は所得制限なし
- これから移住する方: 総合的な判断材料
結論:中高生がいるなら座間市が圧倒的に有利
座間市の優位性:
- 0歳~18歳まで通院・入院とも完全無料(窓口負担ゼロ)
- 所得制限なし(年収にかかわらず全員対象)
- 中学生・高校生も自己負担なし
相模原市の制約:
- 中学生・高校生は通院1回あたり500円の自己負担あり
- 高校生世代は所得制限あり(扶養2人で698万円)
月に2回通院する中学生がいる場合、年間で**1万2000円(500円×2回×12ヶ月)**の差が出ます。兄弟が多い世帯では、この差はさらに広がります。
相模原市の小児医療費助成【詳細】
対象年齢
0歳から高校生世代(18歳に到達した日以後の最初の3月31日)まで。令和6年8月受診分から高校生世代まで拡大されました。
年齢区分による助成内容
| 年齢 | 通院 | 入院 | 所得制限 |
|---|---|---|---|
| 0歳~小6 | 全額助成 | 全額助成 | なし |
| 中1~中3 | 500円超過分のみ※ | 全額助成 | なし |
| 高校生世代 | 500円超過分のみ※ | 全額助成 | あり |
※課税世帯の場合。非課税世帯は全額助成
「500円超過分のみ」とは、1回の通院で医療費が500円を超えた場合、超過分が助成される仕組みです。例えば、診療費が1500円なら、自己負担500円、助成1000円となります。
所得制限(高校生世代のみ)
養育者の所得が以下の限度額未満であれば対象となります(2026年時点):
- 扶養親族0人: 622万円
- 扶養親族1人: 660万円
- 扶養親族2人: 698万円
- 扶養親族3人以上: 1人増すごとに38万円加算
📌 編集部コメント
相模原市は令和9年4月(2027年4月)から高校生世代の所得制限を撤廃する予定です。ただし、2026年時点では所得制限が残っているため、年収が高めの世帯は注意が必要です。
対象外の費用
- 入院時の食事代、差額ベッド代
- 健康診断、予防接種
- 薬の容器代
- 診断書などの諸証明費用
申請方法
- 窓口: 各区役所区民課、緑区・南区の各まちづくりセンター(橋本・大野南を除く)、各出張所
- 必要書類: こども医療証交付申請書、健康保険証、マイナンバーカード等
- 問い合わせ: こども医療証専用ダイヤル 042-776-5601(午前9時~午後5時、土日祝除く)
座間市の小児医療費助成【詳細】
対象年齢
0歳から満18歳年度末まで。令和5年10月1日診療分から対象年齢が拡大されました。
助成内容
全年齢で完全無料(窓口負担ゼロ):
- 通院: 自己負担なし
- 入院: 自己負担なし
- 補装具(治療用眼鏡など): 保険診療分は全額助成
所得制限
なし。年収にかかわらず、対象年齢の全員が助成を受けられます。
対象外の費用
- 入院時の差額ベッド代
- 健康診断、予防接種
- 薬の容器代
- 診断書などの諸証明費用
申請方法
3つの方法から選択可能:
- 座間市LINE公式アカウント(最も簡単)
- スマホで完結、書類郵送不要
- 窓口申請
- 子育て支援課(市役所1階)で即日交付
- 郵送申請
- 申請書と必要書類を郵送
必要書類:
- 小児医療証交付申請書
- 子どもの健康保険情報が分かるもの(資格確認書、マイナ保険証等)
問い合わせ: 子育て支援課 046-252-7201
📌 編集部コメント
座間市はLINEでの申請が可能で、スマホで完結するのが便利です。相模原市より手続きが簡単で、デジタル化が進んでいる印象です。
比較表:座間市vs相模原市
| 項目 | 座間市 | 相模原市 |
|---|---|---|
| 対象年齢 | 0歳~18歳年度末 | 0歳~18歳年度末 |
| 小学生までの通院 | 全額助成 | 全額助成 |
| 中学生の通院 | 全額助成 | 500円/回の自己負担※ |
| 高校生の通院 | 全額助成 | 500円/回の自己負担※ |
| 入院(全年齢) | 全額助成 | 全額助成 |
| 所得制限 | なし | 高校生のみあり |
| 申請方法 | LINE/窓口/郵送 | 窓口/郵送 |
※課税世帯の場合。非課税世帯は全額助成
年間負担額の試算(中学生・月2回通院の場合)
- 座間市: 0円
- 相模原市: 12,000円(500円×2回×12ヶ月)
兄弟2人が中高生なら、年間で24,000円の差になります。
結論:どちらを選ぶべきか
座間市を選ぶべき人
- 中学生・高校生がいる世帯(年間1万円以上の差)
- 所得が高めの世帯(相模原市の所得制限に引っかかる可能性)
- 医療機関への通院が多い子ども(アレルギー、喘息等の慢性疾患)
- 兄弟が多い世帯(負担額の差が大きくなる)
相模原市でも問題ない人
- 小学生以下のみの世帯(両市とも全額助成)
- 子どもの通院頻度が低い世帯(年間数千円の差なら気にならない)
- 2027年4月以降に高校生になる子ども(所得制限撤廃予定)
総合的な判断ポイント
医療費助成だけで移住先を決めるのは早計です。以下も考慮しましょう:
- 通勤・通学の利便性: 座間市は小田急線、相模原市はJR横浜線・相模線が主要路線
- 住宅価格: 相模原市の方が広い土地が確保しやすい
- 学区・教育環境: 希望する学校の評判
- その他の子育て支援: 児童手当、保育料、学童保育の充実度
📌 編集部コメント
医療費助成は「確実に毎年発生するコスト」です。住宅価格の差は一時的ですが、医療費の差は子どもが18歳になるまで続きます。トータルで見ると、座間市の方が子育て世帯にとって経済的メリットが大きいと言えます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 座間市に住民票を移せば、すぐに医療証はもらえますか?
A: はい、申請すればすぐに交付されます。座間市の場合、窓口申請なら即日交付、LINE申請でも1週間程度で郵送されます。ただし、健康保険の加入手続きが完了していることが前提です。
Q2. 相模原市の「500円の自己負担」は毎回かかりますか?
A: はい、通院1回ごとに500円の自己負担が発生します(課税世帯の場合)。同じ日に複数の診療科を受診した場合も、それぞれで500円かかります。ただし、非課税世帯は全額助成されます。
Q3. 歯科矯正は助成の対象になりますか?
A: 保険適用の矯正治療(顎変形症など)は対象になりますが、美容目的の矯正は対象外です。これは両市とも共通です。
Q4. 所得制限の「扶養親族2人で698万円」は、世帯年収ですか?
A: いいえ、「所得」です。年収から給与所得控除等を引いた金額で判定されます。給与所得者の場合、年収約920万円が目安になります。詳細は市役所にお問い合わせください。
Q5. 座間市から相模原市の病院にかかった場合、助成は受けられますか?
A: はい、神奈川県内の医療機関であれば、どちらの市の医療証も使えます。県外の医療機関の場合は、一度全額支払い、後日償還払いで払い戻しを受ける形になります。
今日やること(アクションプラン)
座間市への移住を検討している方
- 座間市の物件情報を収集(SUUMO、アットホーム等で検索)
- 通勤・通学ルートの確認(小田急線の混雑状況、所要時間)
- 学区の確認(希望する小中学校の評判を調査)
- 座間市LINE公式アカウントを友だち登録(移住後すぐに申請できる準備)
相模原市に既に住んでいる方
- 2027年4月の制度改正を確認(高校生の所得制限撤廃)
- 他の子育て支援制度を調査(児童手当、保育料減免等)
- 医療費の年間実費を試算(家計簿で通院頻度を確認)
- 必要に応じて座間市への転居を検討(年間負担額が大きい場合)
まずは情報収集から
両市の公式サイトで最新情報を確認しましょう:
まとめ
座間市と相模原市の小児医療費助成を比較すると、中学生・高校生がいる世帯は座間市が圧倒的に有利です。
- 座間市: 18歳まで完全無料、所得制限なし
- 相模原市: 中高生は通院1回500円、高校生は所得制限あり
年間で1万円以上の差が出るため、子育て世帯にとっては無視できない金額です。ただし、医療費助成だけで判断せず、通勤・通学の利便性、住宅価格、学区など総合的に検討しましょう。
最も重要なのは、制度を知った上で選択すること。この記事の情報が、あなたの移住・定住の判断材料になれば幸いです。
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