個別ガイド5846最終更新 2026-07-10

相模原市ひとり親家庭等医療費助成|申請方法・所得制限・更新手続きを完全ガイド【2026年版】

相模原市のひとり親家庭等医療費助成を徹底解説。対象者・所得制限・申請方法・必要書類・更新手続きまで、2026年最新情報で実例付き。年間10万円以上の負担減も可能。

案内する相模リス
大事なところはマーカーで引いておいたよ。下までゆっくり読んでみてね。

この記事でわかること(読者別ガイド)

あなたの状況読むべきセクション
ひとり親で初めて申請する対象者の条件申請方法今日やること
所得制限が心配所得制限の詳細実例シミュレーション
既に受給中で更新時期更新手続きよくある質問
別居監護や障害児のケース特殊ケース注意事項

制度の概要

相模原市のひとり親家庭等医療費助成は、離婚・死別・未婚などでひとり親となった家庭の医療費自己負担分を助成する制度です。

ポイント

  • 助成額: 保険診療の自己負担分を全額助成(入院・通院・薬局)
  • 対象: 18歳年度末までの児童とその親(障害児は20歳未満)
  • 所得制限: あり(扶養0人で年収約250万円目安)
  • 有効期間: 1月1日~12月31日(毎年更新)
  • 申請先: 各区民課・子育て支援センター

対象者の条件

基本要件

次のいずれかに該当する児童とその親(または養育者)が対象です。

対象となる児童

  • 年齢: 18歳に達する日以降の最初の3月31日まで
  • 例外: 中程度以上の障害がある、または高等学校在学中の場合は20歳未満まで

対象事由(ひとり親となった理由)

  1. 父母が離婚
  2. 父または母が死亡
  3. 父または母が重度の障害(身体障害者手帳1・2級程度)
  4. 父または母の生死が明らかでない
  5. 父または母から1年以上遺棄されている
  6. 父または母がDV保護命令を受けた
  7. 父または母が1年以上拘禁されている
  8. 婚姻によらないで生まれた児童(未婚)
  9. 孤児など

所得制限の詳細

申請者(親または養育者)の前年の所得が以下の限度額を超えると対象外です。

扶養親族数本人所得限度額配偶者・扶養義務者
0人208万円236万円
1人246万円274万円
2人284万円312万円
3人322万円350万円

編集部コメント
「所得」は年収ではなく、給与所得控除後の金額です。給与所得者の場合、年収約250万円(扶養0人)が目安。児童扶養手当の所得限度額と同じ基準なので、手当を受給している方はこちらも対象になる可能性が高いです。


助成内容

助成される費用

  • 入院・通院: 保険診療の自己負担分(通常3割)
  • 調剤: 処方箋による薬代の自己負担分
  • 訪問看護: 保険適用分の自己負担

助成されない費用

  • 入院時の食事代・差額ベッド代
  • 健康診断・予防接種
  • 保険適用外の治療(自費診療)
  • 学校管理下のケガ(日本スポーツ振興センター災害共済給付対象)

実例:年間いくら助成されるか?

ケース1: 未就学児1人(通院月2回、風邪・予防接種なし)

  • 月額自己負担 約2,000円 × 12ヶ月 = 年間24,000円助成

ケース2: 小学生2人(通院月3回、歯科矯正なし)

  • 月額自己負担 約5,000円 × 12ヶ月 = 年間60,000円助成

ケース3: 持病のある児童(月1回通院、検査・薬代含む)

  • 月額自己負担 約8,000円 × 12ヶ月 = 年間96,000円助成

編集部コメント
慢性疾患やアレルギーで定期通院が必要な場合、年間10万円以上の助成を受けられるケースも。入院が必要になった場合は、さらに大きな負担軽減になります。


申請方法・必要書類

Step 1: 必要書類を揃える

全員必須

  1. ひとり親家庭等医療費助成申請書(窓口で配布)
  2. 健康保険証の写し(児童と親の両方)
  3. 戸籍謄本(発行から1ヶ月以内、児童と親の関係がわかるもの)
  4. マイナンバー確認書類(マイナンバーカードまたは通知カード)
  5. 本人確認書類(運転免許証・パスポートなど)

該当者のみ

  • 障害年金証書(障害年金受給者)
  • 障害者手帳(児童が障害者の場合)
  • 在学証明書(高校生で20歳未満の場合)
  • DV保護命令決定書(DV事由の場合)

Step 2: 窓口に申請

申請先(平日 8:30〜17:00)

  • 緑区: 緑区合同庁舎 子育て支援センター
  • 中央区: 中央区役所 区民課
  • 南区: 南区合同庁舎 区民課
  • 各まちづくりセンター・出張所でも受付可

Step 3: 審査・医療証交付

申請から約2〜3週間で審査結果が郵送されます。

  • 承認: 医療証(ピンク色のカード)が届く
  • 否認: 理由と不服申立方法が通知される

更新手続き

有効期間と更新タイミング

医療証の有効期間は毎年1月1日〜12月31日です。

児童扶養手当受給者

自動更新(手続き不要)

児童扶養手当を受給していない方

10月下旬に現況届を提出(市から案内が届く)

更新を忘れると?

12月31日で資格が失効し、翌年1月からは全額自己負担になります。再申請には改めて書類が必要なため、10月の案内が届いたらすぐ対応しましょう。


特殊ケース

別居監護の場合

児童と別居している親が監護・養育している場合、原則として住民票が同一でないと対象外です。DV避難などやむを得ない事情がある場合は、個別に相談してください。

障害のある児童

中程度以上の障害(身体障害者手帳3級以上、療育手帳B1以上など)がある場合、20歳未満まで延長可能です。ただし、重度障害者医療費助成との併用はできません。

神奈川県外の医療機関を受診

県外受診の場合、窓口では全額自己負担し、後日領収書を添えて市に請求します。


注意事項・制限事項

他制度との関係

  • 生活保護受給中: 対象外(医療扶助が優先)
  • 重度障害者医療費助成受給中: 対象外(どちらか一方のみ)
  • 児童福祉施設入所中: 対象外

医療証の使い方

  1. 受診時に窓口で提示(健康保険証と一緒に)
  2. 県外受診: 領収書を保管し、後日市へ請求
  3. 紛失時: すぐに再発行申請(悪用防止のため)

届出が必要な場合

次の変更があった場合、14日以内に届出が必要です。

  • 住所・氏名の変更
  • 健康保険の変更
  • 婚姻・事実婚の開始
  • 児童の監護・養育をやめた

よくある質問(FAQ)

Q1. 児童扶養手当を受けていなくても申請できますか?

A. できます。手当と医療費助成は別制度です。手当の所得制限を超えていても、医療費助成の所得制限内であれば対象になります。

Q2. 別居中の配偶者と離婚していませんが対象ですか?

A. 離婚前でも、1年以上遺棄されている、DVで保護命令が出ているなどの事由に該当すれば対象です。区民課で個別相談してください。

Q3. 養育者(祖父母など)も申請できますか?

A. できます。父母が死亡・重度障害などで祖父母が児童を養育している場合、養育者名義で申請可能です。

Q4. 高校生の子どもも対象ですか?

A. 18歳の年度末(高校3年生の3月31日)まで対象です。留年などで20歳未満でも在学中なら、在学証明書を提出すれば延長できます。

Q5. 所得が少し超えていますが、何か控除はありますか?

A. 次の控除が認められます:社会保険料控除8万円、寡婦(夫)控除27万円、障害者控除27万円など。詳細は窓口でご相談ください。

Q6. 医療証を忘れて受診してしまいました。どうすればいいですか?

A. 領収書を保管し、後日区民課で払戻請求してください。請求期限は受診日から5年以内です。

Q7. 就職して社会保険に加入しました。手続きは?

A. 新しい保険証の写しを添えて、14日以内に「変更届」を提出してください。医療証番号は変わりません。


他の支援制度との併用

ひとり親家庭向けの支援は医療費助成以外にも多数あります。

併用可能な制度

参考リンク


今日やること(CTA)

✅ まだ申請していない方

  1. 所得制限を確認(前年の源泉徴収票を用意)
  2. 戸籍謄本を取得(本籍地の市区町村役場、郵送可)
  3. 最寄りの区民課に電話予約(混雑時は30分待ちも)
  4. 申請書類を持参して申請(平日17時まで)

✅ 既に受給中の方

  • 医療証の有効期限をチェック(財布に入れたまま忘れがち)
  • 10月の現況届案内を確認(児童扶養手当非受給者のみ)
  • 住所・保険変更は14日以内に届出

✅ 医療費が高額な方

  • 高額療養費制度も併用(ひとり親医療で助成後、さらに高額な場合)
  • 小児慢性特定疾病医療費助成も確認(対象疾患がある場合)

まとめ

相模原市のひとり親家庭等医療費助成は、離婚・死別などでひとり親となった家庭の医療費負担を大幅に軽減できる制度です。

この記事のポイント

  • 保険診療の自己負担分が全額助成(入院・通院・薬局)
  • 所得制限は児童扶養手当と同基準(年収約250万円目安)
  • 申請から2〜3週間で医療証交付
  • 毎年更新が必要(児童扶養手当受給者は自動)
  • 県外受診は後日払戻請求

年間数万円〜10万円以上の助成を受けられるケースも多く、申請しないのは大きな損失です。特に慢性疾患や定期通院が必要な児童がいる家庭は、早めに申請することをおすすめします。

相談窓口

  • 緑区: 042-775-8815(緑子育て支援センター)
  • 中央区: 042-769-8349(中央区役所区民課)
  • 南区: 042-749-2131(南区合同庁舎区民課)

出典

関連記事

考え込む相模リス

分からないところがあったら、遠慮なく聞いてくださいね。他の記事も読んでみると、見え方がちょっと変わるかも。