小児慢性特定疾病医療費助成|相模原市での申請方法・自己負担額・対象疾病を完全ガイド
相模原市で小児慢性特定疾病医療費助成を受ける方法を解説。16疾病群の対象、自己負担上限額、申請の流れ、必要書類まで実例付きで説明します。


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| 状況 | 読むべき箇所 |
|---|---|
| 子どもが対象疾病と診断された | 対象となる子ども → 申請の流れ |
| 自己負担額を知りたい | 自己負担上限額 |
| 必要書類を確認したい | 必要な書類 |
| すでに受給中で更新したい | 更新手続き |
| 転入・転出する | よくある質問:引っ越しの場合 |
小児慢性特定疾病医療費助成とは
小児慢性特定疾病医療費助成は、慢性的な病気を抱える18歳未満の子どもの医療費自己負担分を助成する公的制度です。
ポイント
- 対象:18歳未満(継続治療が必要な場合は20歳未満まで延長可)
- 対象疾病:16疾病群(悪性新生物、心疾患、腎疾患、糖尿病など)
- 助成内容:医療費の自己負担分(所得に応じた上限額あり)
- 申請先:相模原市(中核市のため独自窓口)
対象となる子ども
年齢要件
18歳未満が基本ですが、以下の条件を満たせば20歳未満まで延長できます:
- 18歳到達時点で引き続き治療が必要と認められる
- 指定医の診断書がある
編集部コメント
高校卒業後も治療継続が必要なケースは多く、20歳まで延長できるのは大きな安心材料です。18歳前に更新手続きを忘れずに行いましょう。
対象疾病(16疾病群)
以下の16疾病群が対象です。各疾病には診断基準があり、指定医の診断が必要です。
- 悪性新生物(小児がん等)
- 慢性腎疾患(ネフローゼ症候群等)
- 慢性呼吸器疾患(気管支喘息重症型等)
- 慢性心疾患(先天性心疾患等)
- 内分泌疾患(成長ホルモン分泌不全等)
- 膠原病(若年性特発性関節炎等)
- 糖尿病(1型糖尿病等)
- 先天性代謝異常(フェニルケトン尿症等)
- 血液疾患(血友病、再生不良性貧血等)
- 免疫疾患(慢性肉芽腫症等)
- 神経・筋疾患(筋ジストロフィー等)
- 慢性消化器疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病等)
- 染色体又は遺伝子に変化を伴う症候群(ダウン症候群等、一定基準を満たすもの)
- 皮膚疾患(表皮水疱症等)
- 骨系統疾患(骨形成不全症等)
- 脈管系疾患(ウィリアムズ症候群等)
詳細な対象疾病リストは小児慢性特定疾病情報センターで確認できます。
神奈川県内在住・相模原市民であること
相模原市は中核市のため、相模原市内在住の方は相模原市に申請します(神奈川県ではありません)。
助成される医療費の範囲
- 指定医療機関での入院・通院医療費
- 対象疾病に関連する医療行為
- 医療保険適用後の自己負担分
対象外
- 入院時の食事療養費
- 差額ベッド代
- 対象疾病と無関係な医療費
自己負担上限額
医療費は全額無料ではなく、世帯の所得に応じた上限額まで自己負担があります。 窓口での負担割合は医療費の2割に軽減され、そのうえで下表の月額上限が適用されます。
| 階層区分 | 自己負担上限月額 | 該当する世帯 |
|---|---|---|
| 生活保護 | 0円 | 生活保護世帯 |
| 低所得I | 1,250円 | 市町村民税非課税(所得80万円以下) |
| 低所得II | 2,500円 | 市町村民税非課税(所得80万円超) |
| 一般所得I | 5,000円 | 市町村民税課税額 約7.1万円未満 |
| 一般所得II | 10,000円 | 市町村民税課税額 約7.1万円以上25.1万円未満 |
| 上位所得 | 15,000円 | 市町村民税課税額 約25.1万円以上 |
※市町村民税は、世帯の所得割額の合計で判定します。
※重症患者には自己負担上限の軽減措置があります。
※人工呼吸器等を装着している場合は、所得区分にかかわらず月額上限500円になります。
編集部コメント
例えば年収500万円程度の世帯(市町村民税課税額約10万円)なら、月額上限10,000円です。長期入院でも月1万円で済むのは大きな負担軽減になります。
申請の流れ
1. 指定医の診察を受ける
まず、小児慢性特定疾病の指定医療機関を受診し、診断を受けます。
2. 必要書類を準備する
必要な書類を参照
3. 相模原市の窓口に相談・申請
相模原市の申請窓口
- 相模原市こども家庭課 または 各保健センター
- 電話:042-754-1111(相模原市代表)
- 事前に電話で相談予約を推奨
4. 審査
医療意見書をもとに審査が行われます(通常1〜2ヶ月)。
5. 受給者証の交付
承認されると「小児慢性特定疾病医療受給者証」が交付されます。
6. 指定医療機関で受診
受給者証を提示すれば、窓口負担が上限額までになります。
必要な書類
| 書類 | 入手先・備考 |
|---|---|
| 医療意見書 | 指定医が記載(様式あり) |
| 申請書 | 相模原市の窓口またはウェブサイト |
| 公的医療保険証のコピー | 子どもが加入している保険証 |
| 市町村民税課税証明書 | 世帯全員分(マイナンバー提供で省略可) |
| 個人番号確認書類 | マイナンバーカードまたは通知カード |
| 本人確認書類 | 運転免許証、健康保険証など |
| 住民票 | 世帯全員分(必要な場合) |
| 身体障害者手帳のコピー | 該当する場合 |
編集部コメント
医療意見書は指定医しか書けません。まずかかりつけ医が指定医かを確認し、違う場合は紹介状をもらって指定医療機関を受診しましょう。
更新手続き
受給者証には有効期間があり、継続する場合は更新申請が必要です。
- 有効期間満了の約2ヶ月前に更新案内が届く
- 医療意見書(更新用)、課税証明書などを再提出
- 更新申請を忘れると受給資格が切れるので注意
更新時のポイント
- 病状が改善しても対象基準を満たしていれば継続可
- 18歳到達後も治療継続が必要なら20歳まで延長申請できる
マイナ保険証での受診について(2026年3月開始)
令和8年3月2日より、マイナンバーカード(マイナ保険証)での受診が可能になります。
利便性の向上
マイナ保険証を利用すれば、小児慢性特定疾病の紙の受給者証を持参する必要がなくなります。医療機関の窓口でマイナンバーカードをカードリーダーにかざすだけで、受給資格が確認されます。
注意事項
- 令和7年12月2日以降は紙の健康保険証が廃止されるため、マイナ保険証を持っていない方は「資格確認書」などの提出が必要になります
- システム連携開始は2026年3月2日からです
よくある質問(FAQ)
複数の病気を持っている場合は?
対象疾病に該当するものがあれば、その疾病に関する医療費が助成対象になります。
他の医療費助成と併用できる?
自立支援医療(育成医療)、重度障害者医療費助成など、他制度と併用できる場合があります。ただし重複適用はできないため、相模原市の窓口で確認してください。
引っ越しの場合は?
- 相模原市内の転居:住所変更届を提出
- 相模原市外への転出:転出先の自治体で新規申請が必要
指定医療機関以外で受診したら?
指定医療機関以外では受給者証は使えません。ただし、やむを得ない事情(救急搬送など)の場合は償還払い(一旦全額払って後日還付)の制度があります。事前に相模原市に相談してください。
受給者証を忘れて受診したら?
その月の受診分については、後日受給者証と領収書を持参すれば差額が還付されます。
複数の医療機関を受診する場合、上限はそれぞれ適用される?
いいえ。月額自己負担上限は、複数の指定医療機関・薬局での支払いを合算した額に適用されます。合計が上限を超えた分は還付を受けられます。
今日やること
-
子どもの病名が16疾病群に該当するか確認
→ 小児慢性特定疾病情報センターで検索 -
かかりつけ医が指定医療機関か確認
→ 相模原市こども家庭課に電話で確認(042-754-1111) -
申請に必要な書類をリストアップ
→ 特に医療意見書は指定医の診察予約が必要なので早めに -
所得区分を確認
→ 昨年の市町村民税課税証明書で自己負担上限額を試算 -
相模原市の窓口に電話予約
→ 事前相談で申請の流れをスムーズに
関連する制度・支援
- 相模原市の子育て支援制度まとめ(準備中)
- 重度障害者医療費助成(準備中)
- 小児医療費助成(マル乳・マル子)(準備中)
申請・問い合わせ先
相模原市こども家庭課
住所:〒252-5277 相模原市中央区中央2-11-15
電話:042-769-8345(保健事業班・直通)/042-754-1111(代表)
受付時間:平日 8:30〜17:15
神奈川県(県内他市町村の方)
神奈川県 小児慢性特定疾病医療費助成
出典
- 神奈川県「小児慢性特定疾病医療費助成について」https://www.pref.kanagawa.jp/docs/he8/cnt/f417255/index.html
- 小児慢性特定疾病情報センター https://www.shouman.jp/
この記事は2026年7月27日時点の情報をもとに作成されています。制度内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず相模原市の窓口でご確認ください。
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