個別ガイド3801字最終更新 2026-09-25

小児慢性特定疾病医療費助成|相模原市での申請方法・自己負担額・対象疾病を完全ガイド

相模原市で小児慢性特定疾病医療費助成を受ける方法を解説。16疾病群の対象、自己負担上限額、申請の流れ、必要書類まで実例付きで説明します。

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小児慢性特定疾病医療費助成とは

小児慢性特定疾病医療費助成は、慢性的な病気を抱える18歳未満の子どもの医療費自己負担分を助成する公的制度です。

ポイント

  • 対象:18歳未満(継続治療が必要な場合は20歳未満まで延長可)
  • 対象疾病:16疾病群(悪性新生物、心疾患、腎疾患、糖尿病など)
  • 助成内容:医療費の自己負担分(所得に応じた上限額あり)
  • 申請先:相模原市(中核市のため独自窓口)

対象となる子ども

年齢要件

18歳未満が基本ですが、以下の条件を満たせば20歳未満まで延長できます:

  • 18歳到達時点で引き続き治療が必要と認められる
  • 指定医の診断書がある

編集部コメント
高校卒業後も治療継続が必要なケースは多く、20歳まで延長できるのは大きな安心材料です。18歳前に更新手続きを忘れずに行いましょう。

対象疾病(16疾病群)

以下の16疾病群が対象です。各疾病には診断基準があり、指定医の診断が必要です。

  1. 悪性新生物(小児がん等)
  2. 慢性腎疾患(ネフローゼ症候群等)
  3. 慢性呼吸器疾患(気管支喘息重症型等)
  4. 慢性心疾患(先天性心疾患等)
  5. 内分泌疾患(成長ホルモン分泌不全等)
  6. 膠原病(若年性特発性関節炎等)
  7. 糖尿病(1型糖尿病等)
  8. 先天性代謝異常(フェニルケトン尿症等)
  9. 血液疾患(血友病、再生不良性貧血等)
  10. 免疫疾患(慢性肉芽腫症等)
  11. 神経・筋疾患(筋ジストロフィー等)
  12. 慢性消化器疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病等)
  13. 染色体又は遺伝子に変化を伴う症候群(ダウン症候群等、一定基準を満たすもの)
  14. 皮膚疾患(表皮水疱症等)
  15. 骨系統疾患(骨形成不全症等)
  16. 脈管系疾患(ウィリアムズ症候群等)

詳細な対象疾病リストは小児慢性特定疾病情報センターで確認できます。

神奈川県内在住・相模原市民であること

相模原市は中核市のため、相模原市内在住の方は相模原市に申請します(神奈川県ではありません)。

助成される医療費の範囲

  • 指定医療機関での入院・通院医療費
  • 対象疾病に関連する医療行為
  • 医療保険適用後の自己負担分

対象外

  • 入院時の食事療養費
  • 差額ベッド代
  • 対象疾病と無関係な医療費

自己負担上限額

医療費は全額無料ではなく、世帯の所得に応じた上限額まで自己負担があります。 窓口での負担割合は医療費の2割に軽減され、そのうえで下表の月額上限が適用されます。

階層区分自己負担上限月額該当する世帯
生活保護0円生活保護世帯
低所得I1,250円市町村民税非課税(所得80万円以下)
低所得II2,500円市町村民税非課税(所得80万円超)
一般所得I5,000円市町村民税課税額 約7.1万円未満
一般所得II10,000円市町村民税課税額 約7.1万円以上25.1万円未満
上位所得15,000円市町村民税課税額 約25.1万円以上

※市町村民税は、世帯の所得割額の合計で判定します。
※重症患者には自己負担上限の軽減措置があります。
※人工呼吸器等を装着している場合は、所得区分にかかわらず月額上限500円になります。

編集部コメント
例えば年収500万円程度の世帯(市町村民税課税額約10万円)なら、月額上限10,000円です。長期入院でも月1万円で済むのは大きな負担軽減になります。

申請の流れ

1. 指定医の診察を受ける

まず、小児慢性特定疾病の指定医療機関を受診し、診断を受けます。

2. 必要書類を準備する

必要な書類を参照

3. 相模原市の窓口に相談・申請

相模原市の申請窓口

  • 相模原市こども家庭課 または 各保健センター
  • 電話:042-754-1111(相模原市代表)
  • 事前に電話で相談予約を推奨

4. 審査

医療意見書をもとに審査が行われます(通常1〜2ヶ月)。

5. 受給者証の交付

承認されると「小児慢性特定疾病医療受給者証」が交付されます。

6. 指定医療機関で受診

受給者証を提示すれば、窓口負担が上限額までになります。

必要な書類

書類入手先・備考
医療意見書指定医が記載(様式あり)
申請書相模原市の窓口またはウェブサイト
公的医療保険証のコピー子どもが加入している保険証
市町村民税課税証明書世帯全員分(マイナンバー提供で省略可)
個人番号確認書類マイナンバーカードまたは通知カード
本人確認書類運転免許証、健康保険証など
住民票世帯全員分(必要な場合)
身体障害者手帳のコピー該当する場合

編集部コメント
医療意見書は指定医しか書けません。まずかかりつけ医が指定医かを確認し、違う場合は紹介状をもらって指定医療機関を受診しましょう。

更新手続き

受給者証には有効期間があり、継続する場合は更新申請が必要です。

  • 有効期間満了の約2ヶ月前に更新案内が届く
  • 医療意見書(更新用)、課税証明書などを再提出
  • 更新申請を忘れると受給資格が切れるので注意

更新時のポイント

  • 病状が改善しても対象基準を満たしていれば継続可
  • 18歳到達後も治療継続が必要なら20歳まで延長申請できる

マイナ保険証での受診について(2026年3月開始)

令和8年3月2日より、マイナンバーカード(マイナ保険証)での受診が可能になります。

利便性の向上

マイナ保険証を利用すれば、小児慢性特定疾病の紙の受給者証を持参する必要がなくなります。医療機関の窓口でマイナンバーカードをカードリーダーにかざすだけで、受給資格が確認されます。

注意事項

  • 令和7年12月2日以降は紙の健康保険証が廃止されるため、マイナ保険証を持っていない方は「資格確認書」などの提出が必要になります
  • システム連携開始は2026年3月2日からです

参考: 神奈川県 小児慢性特定疾病医療費助成制度

よくある質問(FAQ)

複数の病気を持っている場合は?

対象疾病に該当するものがあれば、その疾病に関する医療費が助成対象になります。

他の医療費助成と併用できる?

自立支援医療(育成医療)、重度障害者医療費助成など、他制度と併用できる場合があります。ただし重複適用はできないため、相模原市の窓口で確認してください。

引っ越しの場合は?

  • 相模原市内の転居:住所変更届を提出
  • 相模原市外への転出:転出先の自治体で新規申請が必要

指定医療機関以外で受診したら?

指定医療機関以外では受給者証は使えません。ただし、やむを得ない事情(救急搬送など)の場合は償還払い(一旦全額払って後日還付)の制度があります。事前に相模原市に相談してください。

受給者証を忘れて受診したら?

その月の受診分については、後日受給者証と領収書を持参すれば差額が還付されます。

複数の医療機関を受診する場合、上限はそれぞれ適用される?

いいえ。月額自己負担上限は、複数の指定医療機関・薬局での支払いを合算した額に適用されます。合計が上限を超えた分は還付を受けられます。

今日やること

  1. 子どもの病名が16疾病群に該当するか確認
    → 小児慢性特定疾病情報センターで検索

  2. かかりつけ医が指定医療機関か確認
    → 相模原市こども家庭課に電話で確認(042-754-1111)

  3. 申請に必要な書類をリストアップ
    → 特に医療意見書は指定医の診察予約が必要なので早めに

  4. 所得区分を確認
    → 昨年の市町村民税課税証明書で自己負担上限額を試算

  5. 相模原市の窓口に電話予約
    → 事前相談で申請の流れをスムーズに

関連する制度・支援

申請・問い合わせ先

相模原市こども家庭課
住所:〒252-5277 相模原市中央区中央2-11-15
電話:042-769-8345(保健事業班・直通)/042-754-1111(代表)
受付時間:平日 8:30〜17:15

神奈川県(県内他市町村の方)
神奈川県 小児慢性特定疾病医療費助成


出典

この記事は2026年7月27日時点の情報をもとに作成されています。制度内容は変更される場合がありますので、申請前に必ず相模原市の窓口でご確認ください。

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