相模原市「小児慢性特定疾病児童等日常生活用具給付」完全ガイド|在宅療養に必要な19品目を給付
相模原市の小児慢性特定疾病児童等日常生活用具給付を解説。車いすやたん吸引器など19品目を給付。申請方法や自己負担額を詳しく紹介します。


こんな方に役立ちます
- 小児慢性特定疾病の認定を受けたお子さんの保護者 → 在宅療養に必要な用具が給付されます
- 車いすやたん吸引器が必要なお子さん → 19品目から必要な用具を選べます
- 医療的ケア児の日常生活をサポートしたい → 特殊寝台や入浴補助用具なども対象です
- 経済的負担を軽減したい → 所得に応じた自己負担で用具を利用できます
この制度でできること
相模原市の「小児慢性特定疾病児童等日常生活用具給付」は、小児慢性特定疾病の認定を受けたお子さんが在宅で日常生活を送るために必要な用具を給付する制度です。
車いす、特殊寝台、たん吸引器、パルスオキシメーターなど、医療的ケアや日常生活に欠かせない19品目が対象となります。所得に応じた自己負担はありますが、高額な医療機器や福祉用具を購入する負担を大幅に軽減できます。
編集部コメント 小児慢性特定疾病のお子さんを育てるご家庭にとって、医療機器や福祉用具は生活必需品です。この制度を活用することで、経済的な不安を減らしながら、お子さんの在宅療養環境を整えられます。認定を受けたらまず相談することをおすすめします。
対象者
基本条件
以下の全てに該当する方が対象です:
- 小児慢性特定疾病医療費助成制度の認定を受けた児童
- 在宅で日常生活を営むのに支障がある方
- 相模原市に住民登録がある方
対象外となる場合
次のいずれかに該当する場合は、この制度の対象外です:
- 身体障害者手帳を持っている方(他の福祉制度で給付を受けられます)
- 療育手帳を持っている方
- 精神保健福祉手帳を持っている方
- 難病患者等で他制度による給付を受けられる方
給付される用具(19品目)
移動・体位保持関連(6品目)
- 車いす - 歩行が困難なお子さんの移動を支援
- 特殊寝台 - 在宅療養時の体位変換や介護負担を軽減
- 体位変換器 - 褥瘡予防や呼吸管理に必要な体位変換を補助
- 特殊マット - 褥瘡予防や体圧分散
- 歩行支援用具 - 歩行の安定性を高める
- 頭部保護帽 - 転倒時の頭部外傷を防ぐ
排泄・入浴関連(4品目)
- 便器 - 排泄の自立を支援
- 特殊便器 - 温水洗浄機能付きなど
- 特殊尿器 - 排尿の自立を支援
- 入浴補助用具 - 入浴時の安全確保と介護負担軽減
医療的ケア関連(5品目)
- 電気式たん吸引器 - 気道確保に必要なたんの吸引
- ネブライザー - 吸入療法に使用
- パルスオキシメーター - 血中酸素濃度の測定
- クールベスト - 体温調節が困難なお子さんの体温管理
- 紫外線カットクリーム - 紫外線に過敏なお子さんの皮膚保護
ストーマ・気管切開関連(4品目)
- ストーマ装具(消化器系) - 人工肛門・人工膀胱用
- ストーマ装具(尿路系) - 人工膀胱用
- 人工鼻 - 気管切開後の加湿・加温
- チューブ型包帯 - 気管カニューレ等の固定
自己負担額
所得に応じて自己負担額が設定されています。一般的な所得区分は以下の通りです:
- 生活保護世帯 - 自己負担0円
- 市町村民税非課税世帯 - 低額の自己負担(基準額の1〜2割程度)
- 市町村民税課税世帯 - 所得に応じた自己負担(基準額の数割程度)
主な用具の参考価格と給付の効果
給付制度を利用することで、以下のような負担軽減が期待できます(一般的な市場価格を参考):
- 電気式たん吸引器 - 市価3〜8万円程度 → 所得に応じた自己負担のみ
- パルスオキシメーター - 市価2〜5万円程度 → 所得に応じた自己負担のみ
- 車いす - 市価5〜30万円程度 → 所得に応じた自己負担のみ
- 特殊寝台 - 市価10〜50万円程度 → 所得に応じた自己負担のみ
詳細な基準額や自己負担額については、こども家庭課(042-769-8345)にお問い合わせください。
申請方法
申請の流れ
- 主治医に相談 - 必要な用具について医師の意見を聞く
- こども家庭課に事前相談 - 給付対象かどうかを確認
- 申請書類の準備 - 必要書類を揃える
- 申請書の提出 - こども家庭課に提出
- 審査・決定 - 市が申請内容を審査
- 用具の購入・給付 - 決定後に用具を入手
必要書類
詳細な必要書類については、こども家庭課にお問い合わせください。一般的には以下のような書類が必要です:
- 日常生活用具給付申請書
- 小児慢性特定疾病医療費助成の受給者証のコピー
- 医師の意見書(用具の必要性を証明)
- 見積書(業者から取得)
- 印鑑
注意事項
- 事前申請が必須 - 用具を購入する前に必ず申請してください。購入後の申請は原則認められません
- 予算の範囲内 - 年度の予算が終了した場合、受付できないことがあります
- 定期的な見直し - お子さんの成長や状態の変化に応じて、用具の変更や追加給付を相談できます
申請先・問い合わせ
こども家庭課 保健事業班
- 所在地: 〒252-5277 相模原市中央区中央2-11-15 市役所本庁舎本館4階
- 電話: 042-769-8345(直通)
- 受付時間: 平日 8:30〜17:15(土日祝日、年末年始を除く)
アクセス
- JR横浜線「相模原駅」から徒歩約15分
- 小田急線「相模大野駅」からバス「市役所前」下車すぐ
よくある質問(FAQ)
Q1. 小児慢性特定疾病医療費助成の認定を受けていれば、必ず給付を受けられますか?
A: 認定を受けていることが前提ですが、「在宅で日常生活を営むのに支障がある」ことが条件です。医師の意見書などで必要性を証明する必要があります。また、身体障害者手帳などを持っている場合は他制度が優先されるため、この制度の対象外となります。
Q2. 19品目全てを給付してもらえますか?
A: 全ての品目を一度に給付するわけではありません。お子さんの状態や生活状況に応じて、本当に必要な用具のみが給付対象となります。主治医の意見や市の審査によって、給付される品目が決まります。
Q3. 用具が壊れた場合、修理や交換はできますか?
A: 耐用年数内の故障であれば修理が可能な場合があります。また、耐用年数を過ぎた場合は再給付を申請できます。まずはこども家庭課に相談してください。
Q4. 引っ越しで相模原市から転出する場合、用具は返却する必要がありますか?
A: 基本的に給付された用具は返却不要ですが、転出先の自治体で新たに制度を利用する際に、既に給付を受けた用具があることを申告する必要があります。転出前にこども家庭課に確認しておくと安心です。
Q5. 申請から給付までどのくらい時間がかかりますか?
A: 申請内容や審査状況によって異なりますが、通常1〜2ヶ月程度かかります。急を要する場合は申請時にその旨を伝えてください。余裕を持って早めに申請することをおすすめします。
今日やること
小児慢性特定疾病の認定を受けているお子さんの保護者の方は、以下のステップで進めてください:
- お子さんの状態を確認 - どの用具が日常生活に必要か、主治医と相談する
- こども家庭課に電話相談(042-769-8345)- 給付対象になるか、必要書類は何かを確認する
- 必要書類を準備 - 医師の意見書や見積書を集める
- 市役所で申請 - 本庁舎4階こども家庭課に書類を提出する
在宅療養の環境を整えることは、お子さんの生活の質を高め、ご家族の介護負担を軽減します。まずは一度、こども家庭課に相談してみましょう。
関連する相模原市の子育て支援制度
- 小児慢性特定疾病医療費助成 - 医療費の自己負担を軽減
- 障害児福祉手当 - 重度の障害があるお子さんに手当を支給
- 子育て世帯訪問支援事業 - 産後・育児中の家事支援
出典: 相模原市公式サイト - 小児慢性特定疾病児童等日常生活用具給付事業
最終更新: 2026年9月15日
あわせて読みたい
相模原市で小児慢性特定疾病医療費助成を受ける方法を解説。16疾病群の対象、自己負担上限額、申請の流れ、必要書類まで実例付きで説明します。
相模原市の助産制度を解説。生活保護世帯は無料、市民税非課税世帯は実質10万円以下で出産可能。対象者・自己負担額・申請方法を完全ガイド
相模原市の妊婦支援給付で最大10万円(双子なら15万円)を受け取る方法を完全ガイド。申請方法、対象者、支給時期、必要書類まで詳しく解説。
相模原市の児童扶養手当を徹底解説。ひとり親家庭に月最大48,050円支給。所得制限・申請方法・必要書類・支給日を詳しく紹介。
相模原市の戸建住宅耐震診断補助制度を完全ガイド。平成12年以前の住宅が対象で上限15万3千円まで全額補助。申請方法・必要書類・窓口を詳しく解説します。

分からないところがあったら、遠慮なく聞いてくださいね。他の記事も読んでみると、見え方がちょっと変わるかも。