【多摩市vs相模原市】児童手当の差額は年間6万円|3人子育て世帯が知るべき東京都と神奈川県の支援格差
第3子以降の児童手当は多摩市が月35,000円、相模原市が月30,000円。年間で6万円の差が生まれます。


こんな方に読んでほしい
- 多摩市・相模原市周辺で3人以上の子育てを検討している世帯
- 東京都と神奈川県の境界エリアで住まい探し中の方
- 児童手当の実質的な手取り額を比較したい方
- 通勤圏内での引っ越しを検討中の子育て世帯
結論:第3子以降の児童手当は多摩市が月35,000円、相模原市が月30,000円。年間で6万円の差が生まれます。
多摩市vs相模原市 児童手当支給額の比較表(令和6年10月改正後)
| 項目 | 多摩市(東京都) | 相模原市(神奈川県) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 第3子支給額(高校生年代) | 月30,000円 | 月30,000円 | 0円 |
| 東京都018サポート上乗せ | 月5,000円 | なし | 月5,000円 |
| 合計(第3子・高校生) | 月35,000円 | 月30,000円 | 月5,000円 |
| 第3子支給額(中学生) | 月30,000円 | 月30,000円 | 0円 |
| 東京都018サポート上乗せ | 月5,000円 | なし | 月5,000円 |
| 合計(第3子・中学生) | 月35,000円 | 月30,000円 | 月5,000円 |
| 年間差額 | - | - | 6万円 |
重要:令和6年10月分から児童手当が大幅拡充され、相模原市でも第3子以降は月30,000円(所得制限なし・全年齢)に引き上げられました。
なぜ差が生まれるのか?
1. 東京都「018サポート」の上乗せ
東京都は2023年より独自施策として「018サポート(東京都出産・子育て応援事業)」を実施。
- 対象年齢:0歳~18歳(高校生相当)の全児童
- 支給額:月5,000円
- 所得制限:なし
この上乗せにより、多摩市在住の第3子(高校生)は月35,000円を受給できます。
神奈川県には同等の上乗せ制度がないため、相模原市では国の児童手当のみとなります。
2. 令和6年10月改正で差は縮小
令和6年10月分(12月支給分)から、国の児童手当が大幅に拡充されました。
改正内容(相模原市):
- 第3子以降:月15,000円 → 月30,000円(全年齢)
- 所得制限:撤廃(すべての世帯が対象)
- 高校生年代:特例給付10,000円 → 通常の児童手当30,000円
この改正により、国の児童手当の部分では多摩市と相模原市の差はなくなりました。残る差は東京都の上乗せ分(月5,000円)のみです。
実際の受給額シミュレーション
ケース①:3人子育て世帯(長子18歳・次子15歳・三子12歳)
多摩市の場合
- 長子(高校3年・第3子):児童手当30,000円 + 018サポート5,000円 = 35,000円
- 次子(中学3年・第2子):児童手当10,000円 + 018サポート5,000円 = 15,000円
- 三子(小学6年・第1子):児童手当10,000円 + 018サポート5,000円 = 15,000円
- 月額合計:65,000円
- 年額合計:78万円
相模原市の場合
- 長子(高校3年・第3子):児童手当30,000円 = 30,000円
- 次子(中学3年・第2子):児童手当10,000円 = 10,000円
- 三子(小学6年・第1子):児童手当10,000円 = 10,000円
- 月額合計:50,000円
- 年額合計:60万円
年間差額:18万円(018サポート 5,000円×3人×12ヶ月)
ケース②:第3子が中学生の場合
多摩市の場合
- 第3子(中学生):児童手当30,000円 + 018サポート5,000円 = 35,000円
- 年額:42万円
相模原市の場合
- 第3子(中学生):児童手当30,000円 = 30,000円
- 年額:36万円
年間差額:6万円
「それでも相模原市」を選ぶ理由はあるか?
児童手当では多摩市が若干有利ですが、相模原市には以下のメリットがあります。
1. 住宅取得支援が手厚い
相模原市は住宅取得で最大100万円(リフォームなら最大80万円・いずれか一方)の補助があり、多摩市の住宅支援(最大100万円程度)を上回ります。
- 相模原市:
- 子育て世帯中古住宅購入補助:最大100万円(または改修最大80万円・いずれか一方)
- 木造住宅耐震改修:最大165万円
- 省エネリフォーム(こどもエコすまい):最大60万円
- 多摩市:
- 木造住宅耐震改修:最大100万円
参考記事:相模原市の子育て世帯住宅補助完全ガイド
2. 物価・家賃が相対的に安い
- 多摩市の新築戸建て平均:5,500万円~6,000万円
- 相模原市(南区・中央区)の新築戸建て平均:4,500万円~5,000万円
住宅コストで500万円~1,000万円の差があるため、児童手当の差額(年間6万円~18万円)を十分に相殺できます。
3. 通勤時間は大きく変わらない
- 多摩市(聖蹟桜ヶ丘駅)→新宿:約30分
- 相模原市(橋本駅)→新宿:約40分
通勤利便性で多摩市が有利ですが、橋本駅はJR横浜線・相模線・京王線が乗り入れ、都心・横浜方面へのアクセスも良好です。
編集部コメント
令和6年10月の児童手当改正により、多摩市と相模原市の差は大幅に縮小しました。
以前は年間24万円の差がありましたが、現在は東京都の上乗せ分(月5,000円)のみの差となり、年間差額は6万円~18万円(子どもの人数による)です。
- 教育費の毎月の現金給付を重視するなら → 多摩市
- 住宅取得の初期費用を抑えたいなら → 相模原市
どちらを選ぶかは、世帯のライフプランと優先順位次第です。児童手当の差額だけでなく、住宅コスト・通勤利便性・保育環境を総合的に比較することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q1. 多摩市に引っ越せば、すぐに018サポートを受給できますか?
A: はい、多摩市に住民登録し、児童手当の認定を受ければ、翌月分から018サポートも併せて支給されます。ただし、申請月の翌月分からの支給となるため、引っ越し後は速やかに申請してください。
Q2. 相模原市でも東京都と同じような上乗せ制度ができる可能性はありますか?
A: 神奈川県は現時点で都道府県単位の児童手当上乗せ制度を実施していません。相模原市独自の上乗せ制度も現状ありません。今後の制度改正に期待したいところです。
Q3. 所得制限はどうなっていますか?
A:
- 多摩市(東京都018サポート):所得制限なし
- 相模原市(国の児童手当):令和6年10月分から所得制限撤廃
令和6年10月の改正により、相模原市でも所得にかかわらず全世帯が児童手当を受給できるようになりました。
Q4. 児童手当以外で多摩市・相模原市の子育て支援に違いはありますか?
A:
- 医療費助成:両市とも中学卒業まで無料
- 保育料:ほぼ同水準(国の基準に準拠)
- 学童保育:多摩市が若干充実(施設数・受入枠)
大きな差は児童手当(018サポートの有無)と住宅支援に集中しています。
Q5. 第1子・第2子の支給額も違いますか?
A: 第1子・第2子は国の基準通り月10,000円~15,000円で両市とも同じです。違いが出るのは東京都018サポートの有無(全子ども対象で月5,000円)です。
Q6. 今すぐ引っ越すべきですか?
A: 引っ越しには転居費用・仲介手数料・新居の初期費用がかかります。児童手当の差額(年間6万円~18万円)と引っ越しコストを比較し、少なくとも3年以上住む予定があるなら検討価値があります。ただし、住宅取得を検討中なら、相模原市の住宅補助(最大100万円)の方が魅力的かもしれません。
今日やること
ステップ1:現在の児童手当受給額を確認
お住まいの自治体の児童手当通知書を確認し、現在の月額受給額を把握してください。令和6年10月分から増額されているはずです。
ステップ2:多摩市・相模原市の公式サイトで最新情報をチェック
ステップ3:住宅コスト・通勤時間を含めたトータル比較
児童手当だけでなく、住宅取得費・家賃・通勤時間・保育施設の充実度を総合的に比較しましょう。
ステップ4:ファイナンシャルプランナーや移住相談窓口に相談
各自治体の移住相談窓口では、補助金・支援制度の詳細説明を受けられます。
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最終更新:2026年9月24日 編集:相模原移住ガイド編集部
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