相模原市の給付型奨学金ガイド|岩本育英奨学金と市奨学金の違いを徹底比較
相模原市の給付型奨学金2制度を徹底比較。岩本育英奨学金(最大46.2万円)と相模原市奨学金(32万円)の違い、申請期限、所得要件、必要書類を解説。返済不要で高校3年間受給可能。
この記事で分かること
相模原市には2種類の給付型奨学金があります。あなたの状況に合わせて、すぐに確認したい項目へジャンプできます。
相模原市の給付型奨学金とは
相模原市では、経済的な理由で高校進学が困難な生徒のために、返済不要の給付型奨学金を2種類提供しています。
- 岩本育英奨学金:成績優秀で経済的支援が必要な生徒向け(月額12,000円)
- 相模原市奨学金:非課税世帯の生徒向け(年額100,000円)
どちらも返済の必要がなく、高校3年間継続して受給できます。制度によって対象者や金額が異なるため、自分に合った制度を選ぶことが重要です。
編集部コメント
相模原市は神奈川県内でも給付型奨学金が充実している自治体の一つです。貸与型(返済必要)は2018年度で募集終了し、現在は全て給付型に移行しています。経済的不安を抱える保護者の方にとって、大きな支援となる制度です。
岩本育英奨学金の詳細
対象者
- 相模原市立中学校の3年生、または相模原市に住所を有する市立外の中学校3年生
- 高等学校、中等教育学校(後期課程)、高等専門学校に進学予定の生徒
- 学術優秀で生活・行動面が良好な生徒(成績審査あり)
- 経済的理由により修学が困難な生徒
給付額
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 月額 | 12,000円 | 学期ごとに給付 |
| 年額 | 144,000円 | — |
| 3年間総額 | 432,000円 | — |
| 進学準備金 | 30,000円 | 1回限り(2学年次の学年末) |
合計最大給付額:462,000円(3年間)
所得要件
具体的な所得制限額は公表されていませんが、「経済的理由により修学が困難」と認められることが条件です。市民税課税(非課税)証明書の提出が必要な場合があります。
学力要件
「学術優秀」であることが条件で、成績審査が実施されます。具体的な基準は明示されていませんが、学校長推薦書(市立外の学校在籍者のみ)が必要なことから、一定以上の学業成績が求められます。
相模原市奨学金の詳細
対象者
- 令和8年4月1日以降に初めて高等学校等に入学する生徒
- 生徒の保護者および生徒と住民登録が同一の世帯構成員全員の令和7年度の市民税所得割額が0円(非課税世帯)
- 生活保護受給世帯は対象外
給付額
| 項目 | 金額 | 支給時期 |
|---|---|---|
| 入学支度金 | 20,000円 | 高校合格後、1回限り |
| 修学資金 | 100,000円/年 | 年3回に分けて給付 |
| 3年間総額 | 320,000円 | (入学支度金+修学資金3年分) |
合計給付額:320,000円(3年間)
所得要件(明確な基準)
世帯全員の令和7年度市民税所得割額が0円であることが必須条件です。
- 令和7年1月1日時点で相模原市外に住民登録があった世帯員は、市(区町村)民税課税(非課税)証明書の提出が必要
- 生活保護受給世帯は対象外
- 海外所得がある場合は別途申告書と日本語訳が必要
学力要件
岩本育英奨学金のような成績審査はありません。ただし、修学の意志を持ち、3年間修学を継続する見込みがあることが条件です。
2つの奨学金制度の比較
| 項目 | 岩本育英奨学金 | 相模原市奨学金 |
|---|---|---|
| 3年間総額 | 最大462,000円 | 320,000円 |
| 月額換算 | 約12,800円/月 | 約8,900円/月 |
| 所得要件 | 経済的困難(具体的基準非公表) | 市民税所得割額0円(非課税世帯) |
| 学力要件 | 成績審査あり(学術優秀) | なし(修学継続の意志) |
| 申請期間 | 12/1〜1/9 | 第1回:1/16、最終:3/11 |
| 推薦書 | 必要(市立外のみ) | 不要 |
| 返済 | 不要 | 不要 |
申請期限と流れ
岩本育英奨学金
申請期間:令和7年12月1日(月)〜令和8年1月9日(金)
- 必要書類を準備(奨学生願書、推薦書、課税証明書など)
- 期間内に学務課へ提出
- 書類審査・成績審査
- 合格発表
- 学期ごとに給付開始
相模原市奨学金
第1回締切:令和8年1月16日(木)
最終締切:令和8年3月11日(火)
- 申請書類を準備(申請書、課税証明書など)
- 締切日までに学務課へ提出
- 審査
- 結果通知(第1回は2月下旬、最終は3月下旬)
- 入学支度金→修学資金の順で給付開始
編集部コメント
第1回締切(1月16日)で申請すると、2月下旬には結果が分かります。早めに準備することで、入学準備金の受給時期も早まります。最終締切(3月11日)でも受け付けていますが、結果通知が3月下旬になるため、入学前に確実に受給したい場合は第1回での申請をおすすめします。
必要書類
岩本育英奨学金
- 奨学生願書(所定様式)
- 学校長推薦書(市立外の学校在籍者のみ)
- 令和7年度の市(区町村)民税課税(非課税)証明書(令和7年1月1日に相模原市外に住民登録があった人のみ)
相模原市奨学金
- 奨学生願書(本人署名)
- 令和7年度市民税課税(非課税)証明書(令和7年1月1日に相模原市外に住民登録があった世帯員がいる場合)
- 海外所得に係る申告書および日本語訳(該当者のみ)
- その他、特別な事情がある場合に必要な書類
よくある質問(FAQ)
Q1. 両方の奨学金に同時に申請できますか?
いいえ、同時申請はできません。どちらか一方を選んで申請してください。岩本育英奨学金は金額が大きいですが成績審査があります。相模原市奨学金は非課税世帯であれば学力要件がありません。
Q2. 他の奨学金との併用は可能ですか?
相模原市の制度に関しては、他の奨学金との併用可否について明記されていません。詳細は学務課(042-754-1111)へお問い合わせください。
Q3. 私立高校に進学しても受給できますか?
はい、可能です。両制度とも、高等学校・中等教育学校(後期課程)・高等専門学校であれば、公立・私立を問わず対象となります。
Q4. 途中で成績が下がったら給付は停止されますか?
岩本育英奨学金の場合、継続審査がある可能性があります。相模原市奨学金は学力要件がないため、修学を継続している限り給付が続きます。詳細は各制度の募集要項で確認してください。
Q5. 申請が締切に間に合わなかった場合は?
岩本育英奨学金は締切が1月9日で延長はありません。相模原市奨学金は最終締切が3月11日まであります。それ以降の申請は受け付けていないため、必ず期限内に申請してください。
Q6. 所得割額0円の確認方法は?
令和7年度の市民税課税(非課税)証明書を市区町村の窓口で取得すれば確認できます。相模原市民の場合、市役所の市民税課または各区役所の区民課税務班で発行できます(手数料300円/通)。
Q7. 引っ越しした場合、奨学金は継続されますか?
岩本育英奨学金は「相模原市立中学校の3年生、または相模原市に住所を有する市立外の中学校3年生」が対象です。申請時に相模原市在住であれば、高校進学後に転出しても給付は継続される可能性が高いですが、詳細は学務課へ確認してください。
申請窓口・問い合わせ先
相模原市教育委員会 学務課
- 住所:〒252-5277 相模原市中央区(詳細住所は市役所本庁舎)
- 電話:042-754-1111(代表)
- 受付時間:平日 8:30〜17:15
相模原市コールセンター(一般問い合わせ)
- 電話:042-770-7777
- 受付時間:8:00〜21:00(年中無休)
今日やること
相模原市の給付型奨学金を受給するために、今すぐできるアクションです。
ステップ1:自分がどちらの制度に該当するか確認
- 成績が良好 → 岩本育英奨学金(最大462,000円)
- 世帯が非課税 → 相模原市奨学金(320,000円)
ステップ2:課税証明書の準備
- 令和7年1月1日時点で相模原市外に住んでいた世帯員がいる場合、旧住所地の市区町村で課税(非課税)証明書を取得
ステップ3:学校に相談
- 市立外の学校に在籍している場合、岩本育英奨学金は学校長推薦書が必要
- 担任の先生や進路指導の先生に早めに相談
ステップ4:申請書類を準備
- 相模原市の公式ページから申請書をダウンロード、または学務課へ問い合わせ
ステップ5:期限内に提出
- 岩本育英奨学金:12月1日〜1月9日
- 相模原市奨学金:1月16日(第1回)または3月11日(最終)
この記事の出典
関連記事
- 相模原市の子育て支援制度まとめ(内部リンク・準備中)
- 神奈川県の奨学金制度を比較(内部リンク・準備中)
- 高校入学にかかる費用と支援制度(内部リンク・準備中)
最終更新:2026年4月17日