町田市から相模原市への移住で最大99万円得する|JR横浜線で隣の市なのに住宅補助が100倍
町田市と相模原市の子育て世帯住宅補助金を徹底比較。相模原市は購入最大100万円または改修最大80万円(いずれか一方)、町田市は防犯対策1万円のみ。差額最大99万円の詳細とJR横浜線沿線の移住メリットを解説。


はじめに:JR横浜線で隣の市なのに、住宅補助が100倍の差
JR横浜線で隣接する町田市と相模原市。通勤・通学・買い物エリアもほぼ同じなのに、子育て世帯への住宅補助は100倍の差があることをご存じですか?
| 自治体 | 補助制度 | 最大補助額 |
|---|---|---|
| 相模原市 | 子育て世帯等中古住宅購入・改修費補助 | 購入最大100万円(親世帯住宅改修は最大80万円・いずれか一方) |
| 町田市 | 住まいの防犯対策補助金 | 1万円(防犯設備のみ) |
| 差額 | 最大99万円 |
町田市には子育て世帯向けの住宅購入・リフォーム補助がほぼ存在しません。一方、相模原市は中古住宅購入で最大100万円(親世帯住宅改修なら最大80万円・いずれか一方)。JR横浜線で橋本駅まで約10分の違いで、補助金が100倍。
この記事では、町田市から相模原市への移住を検討している子育て世帯のために、両市の住宅補助の違いを徹底比較します。
こんな方に読んでほしい
- 町田市在住で住宅購入を考えている子育て世帯:市外転入なら相模原市で最大100万円
- JR横浜線沿線で物件を探している方:淵野辺・矢部・相模原・橋本エリア
- 小田急線ユーザー:町田→相模大野は1駅、生活圏はほぼ同じ
- 18歳以下の子どもがいる/妊娠中の世帯:相模原市なら大型補助が受けられる
町田市には子育て世帯向け住宅補助がほぼない
町田市の住宅関連補助金を調査した結果、子育て世帯向けの住宅購入・リフォーム補助は以下のみ:
| 補助制度 | 対象 | 補助額 |
|---|---|---|
| 住まいの防犯対策補助 | 防犯カメラ・窓ガラス等 | 購入費の50%、上限1万円 |
| 住宅バリアフリー化改修 | 高齢者・障害者 | 工事費の4/5、上限10万円 |
| ブロック塀等撤去助成 | 危険なブロック塀 | 上限30万円 |
子育て世帯向けの住宅購入補助・リフォーム補助は存在しません。
町田市の住まいの防犯対策補助金(2026年度)
唯一の一般向け住宅補助は「防犯対策」のみ:
- 補助額:購入金額の50%、上限1万円
- 対象設備:防犯カメラ、補助錠、センサーライト、防犯ガラス等
- 対象者:町田市民(子育て世帯限定ではない)
- 申請期限:令和8年度予算がなくなり次第終了
つまり、町田市で2,000万円の中古住宅を購入しても、補助は防犯カメラ等で最大1万円のみ。住宅購入費そのものへの補助は0円です。
相模原市は購入で最大100万円・改修で最大80万円(いずれか一方)
一方、相模原市は子育て世帯向けに手厚い支援を用意しています。なお、市公式に**「利用できる補助金の種類は購入か改修のいずれかです」**と明記されており、購入費補助と改修費補助の併用はできません。
子育て世帯等中古住宅購入・改修費補助事業
購入費補助(最大100万円)
- 基本額:50万円
- 加算:市外転入+20万円/親世帯と同居・近居+15万円/居住誘導区域外からの転居+15万円/市内企業勤務+15万円
- 最大額:市外転入なら100万円(市内転居は95万円)
- 対象住宅:相模原市内の居住誘導区域または中山間地域(災害ハザード区域外)内の中古住宅
- 条件:交付決定後に売買契約・購入
改修費補助(最大80万円)
- 基本額:対象工事費の1/5、上限40万円
- 加算:市外転入+20万円/居住誘導区域外からの転居+15万円/市内企業勤務+15万円/津久井産材利用+5万円
- 最大額:市外転入なら80万円(市内転居は75万円)
- 対象:親世帯が所有する住宅を、子世帯が同居のために改修する場合
- 条件:市内施工業者を利用、交付決定後に着工、購入費補助との併用不可(いずれか一方)
対象者
以下のいずれかに該当する方:
- 39歳以下の夫婦またはパートナー
- 18歳以下の子を持つ親
- 39歳以下の妊婦
町田市の防犯補助は年齢・世帯構成不問ですが、金額は1万円。相模原市は子育て世帯限定ですが、最大100万円。
申請期間
- 令和8年4月1日(水)~令和9年2月26日(金)必着
- 先着順(予算がなくなり次第終了)
- 約11ヶ月間の募集期間
実例シミュレーション:町田市民が相模原市に移住した場合
ケース1:中古マンション購入(橋本駅徒歩10分)
家族構成:夫34歳、妻32歳(相模原市内企業勤務)、子2歳。妻の実家が相模原市内(近居)
物件:相模原市緑区(橋本駅徒歩10分)の中古マンション 2,800万円
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 購入費基本補助 | 50万円 |
| 市外転入加算(町田市→相模原市) | 20万円 |
| 親世帯同居・近居加算 | 15万円 |
| 市内企業勤務加算 | 15万円 |
| 相模原市の補助額 | 100万円 |
※親世帯近居・市内企業勤務の加算がない場合でも、基本50万円+市外転入20万円=70万円の補助が受けられます。
町田市で同じマンションを買った場合:
- 住まいの防犯対策補助:防犯カメラ設置で最大1万円
差額:100万円 - 1万円 = 99万円
ケース2:中古住宅購入+親世帯住宅の改修を検討する場合
家族構成:夫37歳、妻35歳、子5歳・2歳
購入物件:相模原市南区(相模大野駅徒歩15分)の中古戸建て 3,200万円
改修工事:親世帯(相模原市在住)の実家を二世帯住宅化(工事費250万円)
この場合、購入費補助と改修費補助の両方の要件を満たしますが、市公式に**「利用できる補助金の種類は購入か改修のいずれかです」**と明記されており、受給できるのはいずれか一方のみです。
| 選択肢 | 金額 |
|---|---|
| 購入費補助を選ぶ場合(基本50万+市外転入20万+親世帯同居・近居15万+市内企業勤務15万) | 最大100万円 |
| 改修費補助を選ぶ場合(工事費の1/5=40万+市外転入20万+市内企業勤務15万+津久井産材5万) | 最大80万円 |
| 相模原市の補助額(金額の大きい購入費補助を選択) | 最大100万円 |
町田市で同じ住宅を購入・改修した場合:
- 購入補助:0円
- リフォーム補助:0円(子育て世帯向けなし)
- 防犯対策補助:防犯設備で最大1万円
差額:100万円 - 1万円 = 99万円
町田市から相模原市への移住で得する5つのポイント
1. JR横浜線で10分の距離
町田駅から橋本駅までJR横浜線で約10分。通勤・通学圏はほぼ同じ。橋本駅は京王線も通っているため、新宿・渋谷へのアクセスも良好。
| 区間 | 時間 | 備考 |
|---|---|---|
| 町田→橋本 | 約10分(JR横浜線) | 相模原市緑区 |
| 町田→相模原 | 約5分(JR横浜線) | 相模原市中央区 |
| 町田→相模大野 | 約2分(小田急線) | 相模原市南区 |
2. 補助金の差額99万円を住宅ローン頭金に
中古住宅購入で最大99万円の差額は、住宅ローンの頭金や諸費用に充当可能。実質的な購入価格が99万円安くなるのと同じです。
例:3,000万円の住宅を購入する場合
- 町田市:頭金300万円、ローン2,700万円
- 相模原市:頭金300万円+補助100万円、ローン2,600万円
- ローン差額100万円 → 月々返済約2,800円減(35年・金利1%の場合)
3. 市外転入加算で町田市民が優遇される
町田市から相模原市への転入は「市外転入」扱いで、購入・改修のどちらを選んでも20万円加算。東京都から神奈川県への移住者を積極的に受け入れる姿勢が補助金に表れています。
4. 子育て環境も充実
相模原市は政令指定都市で、保育所・学童・公園の整備が進んでいます。特に橋本・相模大野エリアは再開発が進み、ショッピングモール・図書館・児童館が充実。
5. 先着順で確実性が高い
町田市の防犯補助も先着順ですが、上限1万円なので住宅購入の決め手にはならない。相模原市は先着順で最大100万円。早めに申請すればほぼ確実に大型補助が受けられるのが最大のメリット。
町田市にも良い点はある:妊婦支援・子育て給付
町田市は住宅補助が弱い一方、妊婦・子育て給付は充実しています。
| 制度 | 補助額 | 対象 |
|---|---|---|
| 妊婦のための支援給付 | 妊娠期5万円+出産後5万円 | 妊婦 |
| ファーストバースデーサポート | 6万円分のデジタルギフト | 1歳の誕生日を迎える子 |
| 物価高対応子育て応援手当 | 児童1人につき2万円 | 18歳以下の子 |
合計:妊娠~1歳で最大13万円(妊婦給付11万円+ファースト6万円+物価高2万円)
しかし、これらを合計しても最大13万円。相模原市の住宅補助最大100万円には遠く及びません。
申請のタイミングと注意点
相模原市の補助金を満額受けるための手順
- 転入前に物件を決める:町田市在住のうちに相模原市内の物件を探す(申請時点で市外在住のままで可)
- 交付決定を受けてから契約・着工:交付申請→交付決定→売買契約・工事契約の順が必須。先に契約してしまうと対象外
- 改修は市内施工業者を利用:改修費補助は相模原市内の施工業者による工事が条件
- 申請期限を守る:令和9年2月26日必着(余裕を持って令和8年末までに申請推奨)
よくある失敗パターン
- 契約後に申請:交付決定前の売買契約・工事契約は対象外
- 改修で市外業者を使う:改修費補助は相模原市内の施工業者が必須
- 居住誘導区域外の物件:災害ハザードエリアは対象外
町田市の補助金との併用は可能?
町田市の「住まいの防犯対策補助」は防犯設備が対象なので、相模原市の住宅購入補助とは対象が異なります。理論的には併用不可(相模原市に転出すると町田市民でなくなるため)。
よくある質問(FAQ)
Q1. 町田市に住んでいるが、相模原市の補助金は受けられる?
A. はい。申請時に町田市在住でも、交付決定後に購入・転入すれば「市外転入」として20万円加算が受けられます。むしろ市外転入の方が有利。
Q2. JR横浜線で通勤している場合、どちらの市が便利?
A. 新横浜・横浜方面への通勤なら両市とも同じ。新宿・渋谷方面なら、橋本駅(京王線)または相模大野駅(小田急線)がある相模原市の方がアクセス良好。
Q3. 町田市から相模原市に転出すると、町田市の子育て給付(ファーストバースデー等)はもらえなくなる?
A. 町田市の子育て給付は「町田市民」が対象なので、転出するともらえません。ただし、相模原市にも同様の子育て給付があります(内容は異なる)。住宅補助最大100万円を優先するか、町田市の子育て給付13万円を優先するかは、家族の状況次第です。
Q4. 町田市の住宅バリアフリー化改修(上限10万円)は使える?
A. これは「65歳以上の高齢者または障害者がいる世帯」が対象で、一般の子育て世帯は対象外です。子育て世帯向けの住宅補助は、町田市には存在しません。
Q5. 相模原市内で転居する場合(町田市から移住ではない)は?
A. 「市内転居」扱いになり、購入費95万円・改修費75万円が上限(市外転入より各5万円減)。それでも町田市の1万円より圧倒的に多い。
Q6. 橋本駅エリアは居住誘導区域に入っている?
A. はい。橋本駅周辺(相模原市緑区)は居住誘導区域に指定されています。駅徒歩15分以内なら、ほぼ対象と考えて良いでしょう。詳細は相模原市 立地適正化計画で確認してください。
Q7. 町田市には本当に子育て世帯向けの住宅購入補助がないの?
A. はい。2026年4月時点で、町田市には子育て世帯向けの住宅購入・リフォーム補助は存在しません。唯一の一般向け住宅補助は「防犯対策補助(上限1万円)」のみです。
今日やること:相模原市への移住を検討する
町田市と相模原市の住宅補助の差は最大99万円。JR横浜線で10分の違いで、補助金が100倍。
今日から始める3ステップ
- 相模原市の居住誘導区域を確認:相模原市 立地適正化計画 で橋本・相模大野・淵野辺エリアをチェック
- 相模原市内の不動産業者に問い合わせ:JR横浜線・小田急線沿線の中古物件を探す
- 相模原市の住宅課に事前相談:042-769-8252(住宅課)に電話し、詳細を確認
相模原市の問い合わせ先
- 相模原市 都市建設局 まちづくり計画部 住宅課
- 電話:042-769-8252
- 受付:平日8:30~17:15
- メール:住宅課お問い合わせフォーム
町田市の問い合わせ先(比較のため)
- 町田市 都市づくり部 住宅課
- 電話:042-724-4269
- 受付:平日8:30~17:00
まとめ:町田市から相模原市への移住で最大99万円得する
| 比較項目 | 町田市 | 相模原市 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 子育て世帯住宅購入補助 | なし | 最大100万円 | +100万円 |
| 子育て世帯リフォーム補助 | なし | 最大80万円(購入補助といずれか一方) | +80万円 |
| 一般住宅補助 | 防犯対策1万円 | - | - |
| 利用できる補助(いずれか一方) | 1万円 | 最大100万円 | +99万円 |
JR横浜線で10分、小田急線で2分の違いで、補助金が100倍。町田市で住宅購入を検討している子育て世帯は、一度相模原市の物件も見てみることを強くおすすめします。
編集部コメント
町田市には子育て世帯向けの住宅購入・リフォーム補助がほぼ存在しない一方、妊婦・子育て給付は充実しています。しかし、住宅購入は数千万円の大きな買い物。99万円の差額は、頭金や諸費用、引っ越し代に大きく影響します。JR横浜線で橋本駅まで約10分、生活圏もほぼ同じなのに、補助金だけで100倍の差。物件探しの段階で、相模原市内の不動産業者にも声をかけてみてください。
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