相模原で歴史散歩|縄文遺跡から宇宙開発まで巡る8スポット
相模原市の歴史スポット8選。縄文遺跡、甲州街道の宿場町、JAXA宇宙科学研究所まで、時代を超えた歴史散歩コースを紹介。

相模原市は「ベッドタウン」のイメージが強いが、実は縄文時代から人が暮らしてきた歴史の宝庫だ。国指定史跡の縄文遺跡、甲州街道の宿場町、そして最先端の宇宙開発拠点まで、時代を超えた歴史スポットが点在している。
休日の半日で回れるモデルコースとともに、歴史好きにおすすめの8スポットを紹介する。
縄文時代を体感する2つの遺跡
勝坂遺跡公園(南区)
南区磯部にある勝坂遺跡は、約5,000年前の縄文時代中期の大規模集落跡として国の史跡に指定されている。1926年に発見され、縄文土器研究の基準となる「勝坂式土器」の名前の由来となった。
現在は「勝坂遺跡公園」として整備され、復元された竪穴住居を見学できる。隣接する「縄文の里・勝坂」では出土した土器や石器を見学可能。春には桜、秋には紅葉も美しい。
- 所在地:相模原市南区磯部1780
- アクセス:JR相模線「下溝駅」から徒歩約20分
- 出典:相模原市公式
史跡田名向原遺跡公園(中央区)
勝坂遺跡より古い、約2万年前の旧石器時代の遺跡。相模川沿いの高台に位置し、当時の人々がここで狩猟生活を送っていた痕跡が見つかっている。
併設の「旧石器時代学習館」では発掘現場をそのまま保存展示。縄文より古い時代の暮らしを学べる珍しい施設だ。
- 出典:相模原市公式
甲州街道の宿場町を歩く
小原宿本陣(緑区)
江戸時代、甲州街道は江戸から甲府を結ぶ重要な街道だった。小原宿本陣は、大名や公家が宿泊した「本陣」の建物を保存したもの。神奈川県内に現存する唯一の本陣建築として県指定重要文化財になっている。
- 出典:相模原市公式
吉野宿ふじや(緑区)
小原宿の隣にあった吉野宿の旅籠(はたご)を復元した施設。江戸時代の宿泊施設がどのようなものだったか、間取りや道具から当時の旅を追体験できる。甲州街道歩きの拠点としても人気があり、藤野駅からバスでアクセス可能。
- 所在地:相模原市緑区吉野214
- 出典:相模原市公式
相模原の暮らしを伝える施設
相模原市古民家園(緑区・相模湖)
江戸時代から昭和初期にかけての古民家を移築保存した野外博物館。茅葺き屋根の民家、養蚕農家、水車小屋などが並び、かつての相模原の農村風景を再現している。季節ごとのイベントも開催されており、昔ながらの遊びや工作体験ができる。
- 出典:相模原市公式
相模の大凧センター(南区)
相模原の伝統行事「相模の大凧まつり」を紹介する施設。毎年5月に新磯地区で揚げられる大凧は、畳100枚分(約8m四方)にもなる。展示では大凧の歴史や制作工程を解説。れんげの里あらいそ内に併設。
- 出典:相模原市公式
自然と科学を学ぶ
相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら(中央区)
相模川の源流から河口までの自然環境と、そこに暮らす生き物を展示する科学館。全長40mの巨大水槽は圧巻で、アユやヤマメが泳ぐ姿を観察できる。相模川流域の人と川の関わりを学ぶ展示もあり、地域を深く知るには外せないスポット。
- 所在地:中央区水郷田名1-5-1
- 出典:相模原市公式
相模原市立博物館(中央区)
自然・歴史・民俗・天文の4分野を網羅した総合博物館。常設展示では相模原台地の成り立ちから縄文時代の遺跡、近代の軍都としての歴史まで時系列で学べる。併設のプラネタリウムも人気。入館無料(プラネタリウムは有料)。
- 所在地:相模原市中央区高根3-1-15
- 開館時間:9:30〜17:00(月曜休館)
- 出典:相模原市公式
JAXA相模原キャンパス(中央区)
縄文から一気に現代へ。相模原は日本の宇宙開発の中心地でもある。JAXA宇宙科学研究所では、小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」の開発が行われた。展示室では実物大のロケットエンジンや探査機の模型を見学でき、宇宙開発の歴史と最前線を体感できる。予約不要・入場無料で、土曜日も開館。
- 所在地:相模原市中央区由野台3-1-1
- 出典:相模原市公式
おすすめ半日コース
縄文・古代コース(約3時間)
- JR原当麻駅 → 勝坂遺跡公園(徒歩20分)
- 勝坂遺跡公園で縄文体験(1時間)
- バスで相模原駅方面へ
- 相模原市立博物館でプラネタリウム(1時間)
甲州街道コース(約4時間)
- JR藤野駅 → バスで小原宿本陣(20分)
- 小原宿本陣〜吉野宿ふじや(徒歩30分の街道歩き)
- 吉野宿周辺で昼食
- 古民家園(バス移動)
緑区方面は車での移動が便利だが、橋本駅からのバス路線も整備されている。
移住を考えている方へ
歴史スポットが充実しているエリアは、落ち着いた住環境であることが多い。特に緑区の津久井・相模湖エリアは、歴史散歩だけでなく自然も楽しめる。子どもの教育という観点でも、身近に本物の縄文遺跡や博物館があるのは大きなメリットといえる。
子育て世帯が使える補助金もチェックしてみてほしい。

分からないところがあったら、遠慮なく聞いてくださいね。
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